育毛トニックと育毛剤ってどっちがいいんだろう?
薄毛が気になってきたけど、発毛剤を使うほどでもないし…という方が真っ先に思い浮かぶのが、「育毛トニック」と「育毛剤」のどちらかだと思います。
どちらも医薬部外品で、育毛に効果のある有効成分が含まれていますが、その他の成分や価格がかなり違います。
結論から言えば、育毛トニックを使うよりは「イクオス」や「チャップアップ」などの育毛剤を使った方がよいと言えるでしょう。その理由をまとめてみました。
サクセス薬用育毛トニックとは?
サクセス薬用育毛トニックは販売歴も長く、テレビCMでも頻繁に見かけるので、育毛剤の購入を検討している方なら名前を知っている人も多いでしょう。
大手メーカーである花王が販売しているため、価格も安く、スーパーやドラッグストアで手軽に購入できます。
有効成分の「t-フラバノン(トランス-3,4′-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン)」が抜け毛の原因である「活性型TGF-β」を抑え、「ニコチン酸アミド」が頭皮の血行を促進することで、薄毛対策ができると言われています。
ミクロ炭酸ジェットがシューッと噴射されるので、トニックシャンプーなどの爽快感・スースーする気持ちよさが好きな男性によく好まれています。ベタつきがちな夏にもピッタリですね。
ですが、この「爽快感」が実は薄毛の原因になることも…。それについては下の方で詳しく説明していきますね。
育毛剤とは?
育毛剤もサクセス薬用育毛トニックと同じく、育毛に効果のある有効成分を含む商品です。
「イクオス」や「チャップアップ」など、インターネット通販でしか購入できないものが多く、価格は5,000円前後。ドラッグストアで購入できる育毛トニックと比べれば生産量も少なく高額です。
イクオスを例にすると、以下のような成分が入っています。
- 「オウゴンエキス」等AGAの原因である「DHT(ジヒドロテストステロン)」を抑える成分
- 抜け毛の原因「活性型TGF-β」を抑える成分
- 頭皮の炎症を抑える有効成分(グリチルリチン酸2K、塩酸ジフェンヒドラミン)
- 血行を促進し、毛母細胞を活性化する「センブリエキス」や「海藻エキス」など
- 頭皮の健康を保つ保湿成分
育毛剤も様々ですが、少なくともイクオスやチャップアップには育毛トニックのような爽快感はありません。
頭皮への刺激はほとんどないため、炎症による抜け毛・薄毛が起こりにくいのが特長です。
育毛トニックと育毛剤の違い
育毛トニックと育毛剤で大きく違うのは、爽快感の有無と価格です。他にも異なる点がありますのでチェックしてみましょう。
育毛トニックと育毛剤の違いを表にしてみると
ざっとまとめると上記のようになります。一見どちらもメリット・デメリットが同じくらいあるように見えますが、育毛トニックはオススメできません。
サクセス薬用育毛トニックには、男性の薄毛を引き起こす原因である「DHT(ジヒドロテストステロン)」を抑制する成分がありません。
どちらも脱毛因子TGF-βを抑制し、抜け毛を防ぐ効果はありますが、サクセス育毛トニックでは育毛剤に比べると不十分であるといえます。
【重要】育毛トニックの落とし穴
育毛トニックには独特の爽快感があります。これはメントールやアルコールによるもので、暑い夏やお風呂上がりで頭皮に使うと最高です…が、これには落とし穴があります。
しかし、この爽快感の元であるメントールやアルコールは頭皮にとってかなりの「刺激物」となってしまうため、抜け毛や薄毛はもちろん、頭皮の荒れ・乾燥、皮脂の過剰分泌の原因になります。
フケやかゆみを抑えるために殺菌成分としてピロクトンオラミンも配合されていますが、刺激物とどちらが勝つのかは疑問。また、頭皮を殺菌しすぎるのも考えものです。
安い育毛トニックでも何もしないよりマシ、と思ったら逆に悪化してしまう可能性もあるので、注意が必要です。
価格や成分を比較
サクセス薬用育毛トニック、イクオス、チャップアップの3つで、価格や有効成分などを比較してみました。購入の参考にしてみてください。
迷ったら育毛剤、その中でも値段の安いイクオスがオススメです。
まとめ
薄毛・抜け毛対策を本気で考えているならイクオスやチャップアップなどの本格的な育毛剤を使うべきでしょう。イクオスやチャップアップは1回でも解約OKですし、1本目の返金保証制度もあるのでまずは一度試してみることをおすすめします。
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