低栄養状態や絶食、およびダイエット等で1日の摂取カロリーが1000キロカロリーより少なくなってしまうと、タンパク質不足が起こり、休止期脱毛症が発症する恐れがあるんです。
髪の毛を構成するのは殆どが「タンパク質」で、この「タンパク質」を構成するのが「20種類のアミノ酸」です。
そのうち「イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン」の8種類のアミノ酸は必須アミノ酸と呼ばれ、体内で作ることが出来ないので食事やサプリメントから摂取し、補う必要があります。
必須アミノ酸に関しては、体内で合成ができないにもかかわらず、どれか1つがかけても働きが極端に落ち、それに伴い色々な弊害がでてきてしまいます!
このため、ダイエット等で急激な食事制限を行うと上記の必須アミノ酸が不足し、休止期脱毛症を発症して薄毛になってしまうという危険性が伴ってきてしまうんです。。。
おすすめは、しっかりと栄養がある食事を摂り、その上で運動して痩せること!運動することで、血行がよくなって、代謝も良くなり髪の毛も元気になります。頭皮マッサージをするのも良いかもしれません。食事制限でのダイエットはリバウンドにもつながりますし、肌が荒れたり薄毛になったり…せっかく痩せても綺麗でいられないのでは意味がないですよね。運動は辛いと思いますが、薄毛になってしまうと思えば頑張れるのではないでしょうか!
太り過ぎも要注意!
ストイックなダイエットは薄毛の原因になりますが、栄養のとりすぎで太り過ぎもまた、薄毛の原因になってしまうこともあります!
肥満になると、血中の脂質が増え、血液がドロドロになってきます。そうすると血液の流れが悪くなったり、血管が詰まってしまったり…血流が悪くなることで、頭皮にしっかりと血液と栄養が行き渡らなくなってしまい、薄毛になってしまうことがあるんです。
また、皮脂の過剰分泌も薄毛の大きな原因の一つとなります。肥満の人は、頭皮の皮脂分泌量も多くなってしまうため脂漏性皮膚炎や脱毛を引き起こす原因となってしまいます。
そして運動不足であると言うことも実は薄毛の原因になってしまうのはご存知ですか?
運動をすると筋肉を使いますが、この筋肉を増加させる働きがDHTには存在します。次大事です!
運動を定期的にしていると、体内で生成されたDHTが筋肉を増強することに使われるため、結果として髪の毛に悪影響を与えることが減少すると言われています。
また、高血圧や抗コレステロール、高血糖などもAGAの進行に関与していると言う論文も発表されているくらいです。健康が第一っと言ったところでしょうかね?
過度なダイエットは薄毛の原因になりますが、むしろ太り過ぎも薄毛の原因となりますので、バランスの良い食事を心がけ、適度な運動をすることを心がけるようにすると良いでしょう。
薄毛になる前に、生活習慣を変えてみましょうね!
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