皆さんは「3高」という言葉を知ってますか?
この言葉が流行ったのはもう皆さんが知らないであろうバブルの時!
「高収入・高学歴・高身長」
の男性を指した言葉です。当時の日本経済は右肩上がりでしたので、常に上を目指す人が多く、他の家庭より良い暮らしをするために、この3高の条件が揃った男性と一緒になることがステータスとなっていたのです。。男性からすると寂しい話です・。・
しかし、時は経ち、3高を求める人は減少し、トレンドは
「平均的年収・平凡な外見・平穏な性格」
の「3平」になりました。
結婚相手の見た目の良さや大きな年収を求めるのではなく、共働きでも良いから安心・安定の生活を継続することを重視するようになったのです!テレビなどでも取り上げられ話題となっていた言葉です!
そして、、、3平の進化版として登場したのが「4低」といい、こちらは最近の世の中の景気を反映して生まれたようです。
男性を選ぶ基準は、
「低依存」「低姿勢」「低燃費」「低リスク」。
ただ、そこまで行くと、「男側がこれを実践すれば、女は要らないという結論に達する」と、そもそも4低たる男性は結婚を求めていないのではという意見もありそれは納得せざるを得ない結果になりました!
色々とブームがあったのですが、最近、にわかに話題となっているのが
「3強」男性。
「3平」「4低」と下がり傾向だった魅力的な男性の姿でしたが、ここにきて急に強さを求めるようになりましたね!
この3強とは、
「結婚生活に強い、不景気に強い、身体が強い」です。
これを紐ほどいてみると、結婚生活に強いとは、「寮での生活経験があり家事能力がともなっている」、不景気に強いは、「公務員など安定した職業」、身体が強いは、「単純に身体を鍛え上げている」の三つ。要するに自衛隊や警察官、消防士といった職業の人になりますね!
絵に描いたような3高から始まった理想の男性像は、今や3強の時代になりました!
書籍『残念なエリート』の著者であり、ビジネスコンサルタントの山崎将志さんも、決してエリートでなくてもモテる人がいると言います。
「勉強が苦手な人でも、仕事が得意な人がいる」です。
学校の勉強ができる人は「アカデミック・スマート」と呼ばれるのですが、そんな男性と比較し、「生きる力に長け、智慧が働くなどの特徴がある人」のことを、最近は、「ストリート・スマート」と呼ばれるそうですよ!
この二つを表す例が同書で紹介されています。ソフトウエア会社の営業部員が、顧客に自社の新商品を紹介するというシーンです。エリートももちろん良いのですが、この難しい時代を生き抜く「力」を持ったストリート・スマートの男性もなかなか魅力的なので、そこを目指すのも良いかもしれません!
受験勉強に勝った人はこの場合どうするでしょう。
エリートでなくても普通の感覚でしたら、自社の新商品と関連商品をしっかり学び、頭に入れた上で、パワポなどを使って資料にまとめ、顧客に説明するという方法をとるでしょう!これが正攻法です。しかし、ストリート・スマートの人の場合は違います。
「まず自社の開発部の人は日頃から人間関係を作っている。そして、新商品の営業となれば、顧客のところに親しい開発部の人間を連れて行くのだ。このとき、開発部の人には、『頼むよ。お客さんがこの商品の開発者にぜひとも会いたいと言ってたんだよ。』などと声を掛け、そして、顧客に対しては、次のように言う。『御社だけ特別に、この商品の開発者を連れて来ました』『残念なエリート』
自身はそれほど動いていないのですが、彼を囲む人が嫌な気にならないよう、上手に人を動かしているということです!
人の心をとらえたうまい方法と言えるでしょう。こういった人間味があり、色んな人との繋がりを構築し、人間関係の構築を意識している人は、いつの間にか多くの人を巻き込み、そして、成功を手に入れることが多いというのです!
インターネットが発達し「情報」というものはいつでも、どこでも手に入れることができるようになりました。知識ではなく智慧を持って生きているストリート・スマートは、今後の魅力的な男性像となるはずです!
女性の皆さん!
それを見抜くためのポイントは、経歴だけに目を奪われないこと。
情報だけで男性を判断していては、このストリート・スマートな男性との結婚は無理だと思います!
しっかり相手のことを知り、見えにくい魅力であっても、しぶとく見つけ出すことが、大切なのかもしれません!
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