実は、ワキガの男性よりもワキガの女性の方が多い、というのは知っていましたか?大体ワキガ治療で手術などを受けられる方の男女比は、3:7程度で女性の方が多いようです。意外な結果ですね!男性の方が、臭うというイメージがあるからですね!
<女性の方がワキガが多い原因とは?>
そもそも、女性の方が、男性よりも鼻が利く、嗅覚が優れているという傾向があるため、臭いに対する男女の意識の差、というものがワキガに悩む女性を増やす要因の一つにあるといえるでしょう!男性の場合は、「しょうがない」で済む、そもそも鈍感で自分の臭いに気づかなくても、女性の場合はそうはいかずかなり悩んでしまうんですよね!
次に、ワキガの原因となる「アポクリン汗腺」は、女性の方が男性よりも多いんですね。アポクリン汗腺の分布状況を調べると、男性よりも女性の方が広いようです。
またアポクリン腺が発達し始めるのは、思春期の頃、14歳ぐらいからです。そして一般的に、身体的にも精神的にも、女性の方が発達が早いため、アポクリン腺が発達するのも女性の方が2年くらい早いんですね!
また女性ホルモンの影響があり、さらに女性の方が皮下脂肪があることからも、汗かきである傾向がありますね!特に、女性ホルモンが減少してバランスが崩れてしまう、産後や更年期は、ちょっとした事でも急に大量の汗をかいてしまう事があります。
食事を考えてみても、女性の方がケーキ、お菓子といったスイーツを好み、その結果乳製品などを多くとって臭いを強くしてしまうんですよね…。
こういったいくつかの原因から、女性の方がワキガになりやすい、もしくは気にしやすいということになります。
女性ホルモンが変化した時
また、女性の場合は、普段はまったく臭いを感じていなくても、生理前後~生理中にかけて臭いが気になることがあると思います。これは、どうしても女性ホルモンの分泌が増えると、アポクリン汗腺が刺激されてしまい、汗の量も増えてワキガ臭ではないかと思う事があるんですね!ですが、これは一時的なものです。
<ワキガの対策法とは>
ここで、女性のワキガ対策法をまとめてみました。
汗取りパット、消臭下着をつける
汗取りパットや、消臭下着(消臭キャミソールや、消臭ショーツ)が百貨店やスーパーなどに売ってますね!汗をかきやすい時期はこういったものを着用しておくだけでも、ワキガ対策になります。
リンパ流しをやってみる
リンパの流れが悪いと、当然老廃物が体にどんどん蓄積されていってしまいます。これが臭いの原因となってしまう場合があり、特にワキガ以外にも、スソガ、足の臭いなど、広範囲の臭いに悩んでいる方は、一度リンパマッサージを受けてみるのも一つ手なんですね!
リンパが流れて、代謝がよくなりデトックス作用によってワキガ臭などが抑えられることもあるので、是非やってみましょう!
制汗スプレーや消臭スプレーで予防
ワキ毛の薄い方は、スプレーをするといいでしょう!ただし無香料のものがベストですよ!
ワキガ専用クリーム
臭いの強い方は、ワキガ用のクリームも併用するのがいいかもしれませんね!
今のワキガクリームの消臭効果と、持続力はスプレーよりも高いため、スプレーが使えない状況などは、ワキガクリームを使っておく方がいいかと思います。
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香水はダメ!
やってはいけないのは、香水でワキガの臭いをごまかす事です!これは、香水の種類にもよりますが、ワキガ臭と香水が混じった臭いになって、失敗すると大惨事に!香水に消臭効果を求めるのは、絶対にやめておきましょう!
ワキの脱毛
女性の多くは脇毛の処理をする事が多いと思いますが、秋~冬にかけて処理しなくなってしまう場合は要注意!どうしてもワキガというのは、脇汗から臭いがでてしまします。その時、脇毛が伸びている状態ですと、そこに汗が付着してしまい、臭いの元になりやすいんですね!冬でも、脇毛の脱毛処理を行う事は心がけておきましょう!
<ワキガの女性への接し方について>
会社の同僚や、彼女などワキガの女性に対して、指摘や注意をした方がいいんじゃないかと思う方もいると思います。ただ、デリケートな問題なので、どう伝えるのがいいか、難しいところですよね!
自覚があるのか、ないのか、でも対応は変わってしまいます。
自分はワキガだと自覚して悩んでいる女性は、「私はワキガだから絶対に結婚なんてできない」と思うほど、自分を追い詰めてしまう方も少なくはないんですね!
出来るだけ傷つけないようなワキガ臭の伝え方
相手に自覚がないような場合
「最近、疲れてない?もしかしたら○○さん、ホルモンのバランスが崩れてる気がする。私鼻が利くから、ちょっと臭いがするんだよね!」
と、相手を気遣いながら、体臭がすることを軽く伝えてみて、相手がどんな反応をするのか観察するのがいいかもしれません。
そして、相手に自覚があった場合は
「実は、家族(or 彼氏、or 友達)が同じように臭いで悩んでいたんだよね。あの人も苦労しながら今色々試しているけど、よかったら聞いてみようか?」
と、身内にもいる、というアピールで悩みにのる形をする事で、ワキガについて伝えやすくなります。
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